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与那国島で陸上自衛隊のオスプレイが機体の一部が損傷した事故で、国政野党系の国会議員グループが、原因究明・調査結果の公表などを陸上自衛隊に申し入れを行いました。
事故は、10月27日の午前11時ごろ、与那国駐屯地を離陸した陸上自衛隊のオスプレイが、機体が左右に揺れ、不安定な状態となり、左側の翼の一部が地面と接触して損傷したものです。
この事故を受けて10月31日、国政野党系の県選出国会議員でつくる「うりずんの会」は那覇駐屯地で陸上自衛隊第15旅団の上野旅団長に要請書を手渡しました。
要請書は、中谷防衛大臣あてで、原因究明・調査結果の公表、事故機が参加していた日米共同統合演習の中止などを求めています。
陸自第15旅団・上野旅団長は「与那国島、あるいは県民の皆さまに大変なご心配をおかけしましたこと、旅団長としても大変申し訳なく思っております」と述べました。上野旅団長は、要請内容について「責任をもって防衛大臣に報告する」と述べていました。
玉城知事は「今後県民が配備に反対するオスプレイの演習で使用することについての考え方などについても防衛省にしっかり確認していきたいというふうに考えております」と述べました。
一方、玉城知事は2024年10月31日の会見で、事故について「極めて遺憾」と改めて強調しました。