※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

アメリカ海兵隊は普天間基地のオスプレイの運用を続ける方針を示しています。

海兵隊はQABの取材に、与那国島の自衛隊オスプレイの事故について「オスプレイ全体の問題ではない」としています。事故は、2024年10月27日の午前11時ごろ、与那国駐屯地を離陸した陸上自衛隊のオスプレイが、機体が左右に揺れ、不安定な状態となり、左側の翼の一部が地面と接触して損傷したものです。

陸上自衛隊は、事故調査委員会を設置したほか、オスプレイの運用を任務飛行を除いて取りやめています。一方、アメリカ海兵隊は与那国での自衛隊機の事故が起きた後も、普天間基地でのオスプレイの運用を続けています。QABは、海兵隊に見解を質問したところ、「運用を一時停止する必要はない」と認識を示しました。

そのうえで、与那国島での自衛隊機の事故については、「オスプレイ全体の問題を示すものとする兆候はない」としています。事故を起こした自衛隊のオスプレイは、共同統合演習「キーン・ソード」に参加していて、軍のオスプレイも同様に参加しています。