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かけ合わせると思わぬ相乗効果で特許取得です。かけ合わせたのはこちら沖縄モズクともろみ酢です。モズクのヌメヌメした成分フコイダンともろみ酢を組み合わせると免疫力がアップするという事で、特許と取った企業が今後の展望を語りました。
クレイ沖縄渡嘉敷哲代表取締役は「もろみ酢濃縮粉末とフコイダン粉末を混ぜるとフコイダン含有量半分でももろみ酢濃縮半分を入れると3倍以上の腫瘍の増殖を抑えるという。」
特許取得の会見を開いたのは県産のフコイダンやクワンソウなど自然素材の健康食品を扱うクレイ沖縄ら3人です。
特許を取得したのはモズクや昆布など海藻に含まれるヌメリ成分で抗腫瘍効果や抗肥満作用など免疫力の向上に効果がある「フコイダン」と泡盛の蒸留後のもろみをろ過してできた「もろみ酢」の濃縮粉末を合わせた物質です。
クレイ沖縄の渡嘉敷さんは2012年の琉球大学との共同研究で「フコイダン」と「もろみ酢」を配合した動物試験の結果「腫瘍増殖の高い抑制力が得られた」と話し2021年に特許を取得しました。
全国のモズク生産量年間2万トンのうちサンゴ礁など浅い海域を好む沖縄産は99%をしめています。商品開発に向けてはフコイダンの製造メーカーや県漁連の協力で普及協会を立ち上げ顆粒やカプセル、ドリンクなどのサプリメントを12月ごろまでには開発し販売したいと話しています。
モズクともろみ酢を別々に摂るより組み合わせることで別の価値が生まれたという事ですね。いろいろな可能性を感じるニュースです。