※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

アジア・太平洋地域の平和の構築・維持に貢献した個人や団体に贈られる沖縄平和賞に国際人権NGOの「ヒューマンライツ・ナウ」が選ばれ28日授賞式が行われました。

12回目となる沖縄平和賞には、日本を拠点にアジア地域を中心に世界各国や地域で活動する国際人権NGOの「ヒューマンライツ・ナウ」が選ばれ賞状と副賞1000万円が贈られました。

団体は、紛争下での女性に対する暴力や児童労働などの人権問題を調査公表し、海外の人権NGOと連携や国や国連等への働きかけなどで世界の人権課題の解決に向け活動しています。

認定特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ新倉修理事長は「人権侵害はひとりでもできてしまいますが、人権の尊重は、共同の取り組みが無ければ実現困難です。そのことを改めてかみしめて沖縄平和賞受賞のお礼の言葉とさせていただきます」と話していました。

沖縄平和賞が人権分野の団体に贈られるのは初めてだということです。

玉城知事は、「平和の基盤となる人権尊重の理念が沖縄から世界へ広がるように」とメッセージを送っていました。