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国策によって、長年、多くの差別や偏見を受けたハンセン病回復者とその家族の名誉回復と病気への理解につなげたいと県が、シンポジウムを開催します。

県ハンセン病回復者の会・平良仁雄共同代表は「(ライ)予防法は排出されましたけれども自分の過去を恐れて片隅に隠れて生きているというのが現状です。ハンセン病回復者の私たちが地域で皆さんと共に生きられる社会づくりのために協力いただければと思っております」と話しました。

シンポジウムでは、回復者と家族が受けた被害について深い反省の念を込め偏見と差別のない社会の実現を進めるための県のハンセン病問題解決推進協議会について設置に至る歴史を説明するほか、回復者や家族による講演が予定されています。

また、「ハンセン病問題から考える共生社会」をテーマにパネルディスカッションも行われます。シンポジウムは2024年10月18日、那覇市の琉球新報ホールで開かれその様子は、オンラインでも配信されます。主催者は、「多くの人に参加してほしい」と呼びかけています。