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名護の羽地内海の秋の風物詩といわれるサギの大群が飛来し浅瀬や木の上などで羽を休める姿が見られました。

この時期に見られるサギは冬の寒さを避けようとロシアや朝鮮半島、それに本州からフィリピンなど南へ渡るために北風「ミーニシ」に乗って沖縄を訪れます。

今月10日大きな群れでやってきたのはダイサギとチュウサギ、コサギ、それにアオサギの4つの種類およそ450羽です。羽地内海の干潟や浅瀬、それに木の上などで羽を休め旅の疲れを癒していました。

国指定屋我地鳥獣保護区管理員の渡久地豊さんによりますとサギたちはそれぞれの繁殖地で栄養を十分に蓄えて渡るため餌を獲る様子などはほとんど見られないという事です。

サギたちの沖縄での滞在期間は1日だけだどいう事ですが、県内全域が越冬のルートとなっているためこの時期干潟がある場所では羽を休めるサギの群れの姿が見られそうです。