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本島中部に住む70代の男性が、SNSで知り合った人物から嘘の投資話などを持ちかけられ、現金およそ4100万円をだまし取られる投資詐欺事件がありました。
警察によりますと、本島中部に住む70代の男性は今年2月、スマートフォンに表示された広告をクリックしたところ、投資コンサルタントなどを名乗る人物からラインで「30日間で300パーセントの利益を見込める金や石油の取引があります」などといった投資話を持ちかけられました。
男性は指示に従って入金したところ、わずか2日間で6万円の利益が出たことから投資話を信用し、指定された口座に5回にわたっておよそ4100万円を振り込みましたが、その後、相手との連絡が途絶えたということです。男性は同様の被害があることを報道で知って警察に相談し被害が発覚しました。
県内ではSNSによる投資詐欺が相次いでいて、今年に入ってこれまでに63件発生し去年の同じ時期の9倍、被害額は7億5000万円で44倍と異常なペースです。警察は「SNSで知り合った人物から金や投資の話が出たら必ず詐欺を疑ってほしい」と注意を呼び掛けています。