沖縄のスポーツ選手の活動と思いを紹介する「アスリートフォーカス」３６回目の今回は、こちらの方にお越しいただきました。自己紹介をお願いします！
喜瀬さん「こんにちは、マスターズ陸上で100mなど短距離に出場しています喜瀬 勝徳（きせ かつのり）です。よろしくお願いします」
よろしくお願いします！喜瀬さんはこのコーナー２度目の出演になります。まずは簡単なプロフィールをご紹介します。
【プロフィール】
・2023年2月マスターズ陸上 本格的に挑戦
2023年9月・沖縄マスターズ陸上大会 (初出場)M40(４０～４４歳)クラス・100m 11秒24 優勝
初挑戦の世界大会の結果はどうだったのでしょうか？喜瀬さんからレースVTRをお借りしましたので見てみましょう！それでは一緒に行きますよ！アスリートフォーカス!!
喜瀬勝徳さん42歳。マスターズ陸上と出会い本格的に始めてわずか2年。40歳～44歳のクラスでデビューから好記録を連発。そして今年8月、スウェーデンで行われた世界マスターズ陸上に初挑戦。
日本時間8月17日、スウェーデンで開催された「世界マスターズ陸上」４０歳から４４歳のクラスに出場した、5レーンの日本代表。２走からトップに躍り出ます。そのままトップでアンカーの喜瀬さんへバトンをパス・タイム４２秒９２で、この組トップでゴール！！
しかし別の組で走ったアメリカチームのタイム４２秒６３に、わずか及ばず総合２位 銀メダルとなります。
４×１００mリレーで見事銀メダル。そして１００ｍでも11秒23の好タイムで６位入賞を果たしました。おめでとうございます！
では、ここで喜瀬さんと一緒に練習に励むチームメイトのみなさんに話を伺ってきました。そして、喜瀬さんが勤務している職場にもおじゃましたそうですVＴＲをご覧いただきましょう。せ～の！アスリートフォーカス!!
週に2日、喜瀬さんは所属する陸上クラブ「アスリート工房」のトレーニングに参加師匠と仰ぐ、沖縄マスターズ陸上の最強ランナー譜久里武さんと共に汗を流します。チームメイトから見た、喜瀬さんの印象は？？
アスリート工房 代表譜久里 武さん「今まで教えてきたアスリートの中で一番質問が多い（技術的な）細かいことをたくさん質問してくるそれを自分なりに分析しているで凄い」
アスリート工房 チームメイト當間竜輝さん「４０代と思えない！自分も速い方と思っていたけど相手にならなくてこんな４０代見たことなくて焦ってます」
アスリート工房 チームメイト小渡健太さん「いきなりポン！っと出てきて一気に追い抜かれたので居ないで欲しいです」
喜瀬さんは南城市の老人ホームなどを運営する会社で業務委託スタッフとして勤務しながら陸上を続けています。勤め先「なんじょう苑」は喜瀬さんのスポンサーにもなっているということでこの日はユニフォームを着てのデスクワーク。宣伝バッチリですね！こちらの「なんじょう苑」には兄のりょうじさんも一緒に勤務しています。
なんじょう苑 室長 喜瀬亮治さん「僕が（この会社に）呼びました（Q.どうして（一緒に働くことを）すすめた？）一度ストレスにやられて落ち込んだ時期があった弟を守ってやろうと思って「俺のそばに来い！」と」
なんじょう苑グループ代表取締役 新垣 憲良さん「凄いです！なんでもやってくれる！業務委託なので（勤務時間など）自由に調整してやっている。空いてる時間にトレーニングもしているできる限り応援したい！僕らも運動するようになりました」
喜瀬さん「（Q.基本勤務時間は？）午前９時午後４時くらい。お昼時間にトレーニングしたりしてます」
お昼時間には施設のリハビリ室を使ってトレーニングも行っているということで少し見せていただきました。
喜瀬さん「（腕立て伏せ）やってみますね」
（Q. 歳を取れば（記録は）落ちていくと思うが喜瀬さんは上げようしている。その自信は？）
喜瀬さん「イチローさんが好き。イチローは５１歳だけど（バリバリ）動いてるしホームランも打つ。僕は（年齢で）落ちると思っていない（トレーニングすれば）上がるとしか思ってないコツコツですね！仕事もやりながらなので（効率いい）トレーニング方法も考えて速く走りたい、世界一獲りたい（陸上に出会って）目標ができたのでコツコツやるだけ！」
チームメイト、お兄さん、職場のみなさんと支えてくれる方がたくさんいらっしゃいますね！
喜瀬勝徳さんの詳しい情報は所属している沖縄スポーツマネジメントのウェブサイトをご覧下さい。また沖縄スポーツマネジメントの活動が見られる沖スポチャンネルもチェックしてみて下さい。
ここまでマスターズ陸上、喜瀬勝徳（かつのり）さんにお話を伺いました。ありがとうございました。
