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琉球大学の教授が学外の人物を非常勤講師として推薦する見返りに寄付金を受け取っていた可能性があるとして、大学側が調査していることがわかりました。

琉球大学などによりますと、在籍している教授が、2023年から2024年にかけて外部から依頼された人物を非常勤講師として推薦した見返りに研究支援名目の寄付というかたちで現金を受け取っているという情報提供があり、数カ月前から事実関係を学校側が調査しています。

関係者によると50代の男性教授で学科長や研究科長を務めた経験もあるということです。琉球大学の非常勤講師の採用には、教員の推薦を受けた人物が教授会などで審査されて決まります。国立大学の職員はみなし公務員として扱われるため、推薦を対価に寄付を受け取った場合は、収賄容疑にあたる可能性があります。

別の関係者によると、教授は疑惑を否定しています。大学は、懲戒処分に関する調査委員会を立ち上げていて、「もし事実であれば大変遺憾だ」とコメントし今後も調査する方針です。