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9月、本島南部に住む60代の女性2人が年金事務所などの職員を名乗る人物の電話を信じ現金300万円などを騙しとられる特殊詐欺事件が発生しました。

警察によりますと9月30日、本島南部に住む60代の女性に年金事務所を名乗る人物から「介護保険料の払い戻しがあり返金の手伝いをするので、ATMに向かってください」と電話がありました。

話を信じた女性は金融機関を名乗る別の人物から電話で指示され指定する口座に現金およそ300万円を振り込んでしまったということです。また、同じ日の9月30日に本島南部の別の60代の女性も同じ手口で現金およそ50万円を騙し取られています。

県内では2024年、公共機関の職員などを名乗る人物が電話で誘導し現金をだまし取る特殊詐欺が85件発生していて、被害総額は10月1日までにおよそ1億4000万円にのぼります。

県警では「不審な電話は詐欺を疑い家族や警察に相談してほしい」と注意を呼び掛けています。