来年夏ごろ、本島北部に開業予定のテーマパークジャングリア。きのうは内定式の様子をお伝えしましたが、開業に向け準備が着々と進められています。どういう施設になるのか全貌がいまだに明らかにされていませんが今回、運営会社の代表に進捗状況やジャングリアの中身について話を聞きました。
去年名称が発表された本島北部に開業するテーマパーク「ジャングリア」今帰仁村と名護市にまたがるゴルフ場跡地に建設予定で敷地面積はおよそ60ヘクタールの広さを誇ります。
ジャパンエンターテイメント・加藤健史代表「ぜひこの船に乗って、一緒に沖縄から日本の未来をつくるという大義に向けて歩んでいきたいと思っています」
開業に向けた準備が進む中きのう、ジャングリアの運営会社・ジャパンエンターテイメントに来年4月に入社する学生たちの内定式が行われました。去年、概要などが発表されて以降、いまだベールに包まれている部分の多いジャングリアについてジャパンエンターテイメントの加藤代表に話を聞きました。
まず聞いたのは現在の進捗状況について。
ジャパンエンターテイメント・加藤健史代表「準備の進捗状況については概ね順調に進んでいます。特にまだまだ工事が進んでいる中で、同時に「体験」を開発していくことにはもう少し時間をかけながらより素晴らしい体験を生み出していきたいと思います」
開業に向けた準備のひとつで進められているのが人材の確保。実際にパーク内で働くスタッフやショーやアトラクションなどに出演するダンサーなどの募集もすでに進めています。
きのう内定式を行った新卒1期生となる内定者13人のうち半数は沖縄出身。加藤代表はこのことについて次のように話します。
ジャパンエンターテイメント・加藤健史代表「この事業が「沖縄から日本の未来をつくっていく」という意味においては沖縄のことをしっかり理解している、または沖縄にパッションがあるがある方々を募集したいと思っていた。特に沖縄の方はそういう思いが非常に強いと伝わってきた」
来年入社を予定している沖縄市出身の島袋笑歌(しまぶく・えみか)さんもそのうちの1人です。
来年入社予定(沖縄市出身)・島袋笑歌さん「沖縄の活性化に貢献できるということが私にとってすごく魅力的だったので入社を決意した。沖縄をより観光を強みとして押し出していける島にできる、それをジャングリアから発信できるようにしたい」
次に加藤代表に聞いたのは、「来年夏ごろ」とされている開業時期について。
ジャパンエンターテイメント・加藤健史代表「(Q.開業までは1年を切ったと言える?)はい、その通りです」
開業までは1年を切っていると明言。さらに踏み込んで聞いてみると。
ジャパンエンターテイメント・加藤健史代表「(Q.夏のどのタイミング?)時期の特定はこれからやっていきたい。工事においてはまだまだ台風の影響受けることや施設の受け渡しの時期も定まらない状況ですが、来年の早い段階で開業のタイミングについては皆さんにアナウンスさせていただきたいので、ご勘弁いただきたいと思います(笑)」
具体的な開業のタイミングは示されなかったものの、「来年の早い段階」という発表のタイミングは示してくれました。最後に、いまだベールに包まれている部分が多い、ジャングリアの中身について聞きました。
ジャパンエンターテイメント・加藤健史代表「(Q.ジャングリアがどういうテーマパークになるのか新たなヒントをいただけますか?)きょうこの時点で新たなヒントはお伝えは難しいが、しかるべきタイミングでこのパークがどういう内容で構成されているのかお伝えする機会を設けたいと思う。それまでもう少しお待ちいただければと思います。(Q.中身は期待して大丈夫?)大丈夫です!」
今後明らかにされる具体的な中身に自信を見せた加藤代表。開業まで1年を切ったジャングリアから今後も目が離せません。