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辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は2024年8月中旬から、海水温が高いことを理由にサンゴの移植を中断していることがわかりました。

サンゴ移植の中断は、防衛局が2024年10月1日に開いた辺野古新基地の環境監視等委員会で報告したものです。

防衛局によりますと、県から2024年5月に許可を得て行っていた大浦湾側でのサンゴの移植について、海水温が高いうえ、白化の進行状況を踏まえて、8月26日までに中断したとのことです。

移植作業は、2024年10月1日の時点では再開していません。

環境監視等委員会は、防衛局に作業再開について、サンゴの状況などを報告したうえで委員の指導・助言を受けて作業の可否を判断するよう求めました。

防衛局は、移植を再開する時期について「水温などの状況を見つつ、専門家にも相談して総合的に判断する」としています。