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高校バスケ、キングスU18。美来工科、石川の県勢3チームが九州の高校と対戦しました。高校バスケ・U18日清食品リーグ、今年から新設された九州ブロックリーグは、九州各県から男子は9チーム、女子は8チームが参加しました。

おとといは県勢3チームが参戦。男子・琉球ゴールデンキングスU18が対戦したのはウインターカップに8年連続、夏のインターハイにも7年連続出場中の熊本・九州学院。

キングスU18は相手の激しいプレッシャーや速いパス回しに苦しみ、リードを許して前半を折り返しますが、新垣元基や平良南海輝の3ポイントなどで食らいつくと、同点で迎えた残り3.8秒。ファールをもらい、フリースローを沈めて勝ち越し。接戦を制しました。

琉球ゴールデンキングス U18 新垣元基選手「Bユースがもっと日本に広まっていけるように、これからの練習頑張って色々な大会で成績を残していきたい」

U18高校バスケ日清食品九州ブロックリーグ キングスU18・美来工科・石川が挑む!

女子・石川は福岡・精華女子と対戦。セネガルからの留学生・ボリー・アイダ・ラソウルが7月以来の実戦に出場。エース城間瑠華や桃宇芹奈が3ポイントを決めると、ラソウルはリバウンドで強さを見せ、次々に得点を奪います。

こちらも接戦となり、同点で迎えた残り5秒。「丁寧なプレーができなかった」と、ボールを取られ、最後の最後で押し込まれた石川は勝ち切ることができませんでした。

U18高校バスケ日清食品九州ブロックリーグ キングスU18・美来工科・石川が挑む!

男子・美来工科の相手は先週、キングスU18を接戦の末、破った大分・柳ヶ浦。留学生の高さに圧倒されながらも選手たちは激しいプレッシャーをかけ、思うようにプレーをさせません。

すると、美来工科は3連続スリーポイントに成功。美来工科はこの試合、3ポイントを15本沈め、柳ヶ浦を圧倒して勝ちました。

美来工科 当真祐斗選手「先生に『いつ入れるか』と喝を入れてもらって、外すシュートも多かったけど打ち続けたので、入ってきてよかった」

U18高校バスケ日清食品九州ブロックリーグ キングスU18・美来工科・石川が挑む!

きのうは女子・石川は宮崎・小林と対戦。

この日は1年生が躍動!山内 杏姫(あずき)の連続ポイントに 、福田 琉心(りこ)が14得点の活躍!1年生が得点を重ねます!

石川 福田琉心選手「1年生はリバウンド取ってすぐ3年生に渡して、自分たちのデイフェンスとリバウンドを頑張ろうと話していました。(3年生は)パスしたら絶対決めてくれる心強い先輩です」

後輩からの信頼が厚い3年生。この試合唯一のフル出場、桃宇芹奈は1年生の活躍を支えつつ、自身も13得点とチームをけん引します。

石川 桃宇芹奈選手「小林とは過去に1度対戦して負けたのでリベンジする気持ちで、絶対に勝つという気持ちで試合に挑んだ」

第3Q終了時点で2点差を追いかける石川でしたが、小林のキャプテン工藤吏紗に第4Q・5連続ポイントなど、この試合1人で42得点を許し、今大会初勝利はお預けとなりました。

石川 桃宇芹奈選手「ウインターカップではこういう負け方をしないように、丁寧にバスケットをして、もっと3年生が引っ張っていけるようにしたい」

U18高校バスケ日清食品九州ブロックリーグ キングスU18・美来工科・石川が挑む!

男子・美来工科は熊本・九州学院との一戦。高さのある九州学院相手に相手の意表を突く攻撃でリードを奪います。3年生岸本恵多朗は、的確なシュートでこの試合チームトップの25得点。

美来工科 岸本恵多朗選手「最近までシュートが全然入らなかった。アーチを高くして入りやすいように調整した。ジャンプシュートやミドルシュート、3ポイントも結構決まったので良かった」

第1Qからリードを奪い続けた美来工科は、きのうも華麗なパス回しに個々の技術が光り、106-79。大きく点差を引き離し勝利をものにしました。

今回出場した、県内の各チームは、ウインターカップ県予選決勝やU18 チャンピオンシップなど、集大成となる大会が控えていて、九州勢と対戦して得た収穫と課題を胸にレベルアップをめざします。