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アメリカ軍基地の由来とされるPFAS汚染の現状を訴えようと市民団体が10月、国連に向け出発します。

宜野湾ちゅら水会町田直美代表は「沖縄ならではのマイノリティ、女性にかかるPFAS汚染問題をやっぱり早めに手だてしておかないと、私たちの子の世代へと続く汚染になってはいけない、なるべく早くこの汚染を止めたい」と話しています。

会見を開いたのはPFAS汚染問題を訴え続ける市民団体「宜野湾ちゅら水会」です。会では、10月14日から基地由来とされるPFAS汚染による影響の不安にさらされている沖縄の女性や女児の現状を訴え「問題解決の糸口」にしたいと国連へと出発します。

また、今回の渡航ではPFASの除去施設があるドイツのアンスバッハアメリカ軍基地の視察を予定していて「アメリカ国外の基地で浄化措置が行われているドイツの現状を確認し、政府に指摘したい」ということです。

宜野湾ちゅら水会は渡航を予定しているものの、円安の影響で渡航費が高騰しているとして支援を呼びかけています。また、10月6日には、県民広場で募金活動を行うとしています。