※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

下地島空港の周辺公有地の利活用計画をめぐり、自然保護団体らが、その周辺に生息する稀少な野生動物を保全するよう県などに要請しました。

世界自然保護基金ジャパンや宮古野鳥の会など5団体は、県が進める下地島空港周辺公有地の利活用計画が周辺の緑地に生息している県指定の天然記念物・ミヤコカナヘビや絶滅危惧種のサシバの保全に悪影響を及ぼす可能性があると指摘。その上で、両種の生息状況を調査し基本計画を見直すことや、緑地の保護担保措置を整備することなどを県や宮古島市などに要請しました。

どうぶつたちの病院沖縄の長嶺理事長は「ミヤコカナヘビは特殊な進化をしている極めて特徴のあるカナヘビ。最後の緑地を決して失うことのない施策を県にはやってほしい」と話していました。