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9月19日豊見城市で70代の女性が、役場職員などを名乗る人物の嘘の電話を信じ現金50万円などをだまし取られる特殊詐欺事件が発生しました。

警察によりますと、9月19日午前10時ごろ豊見城市に住む70代女性の家に役場職員を名乗る人物から「国民健康保険料の払い戻しでキャッシュカードが必要だがいまのカードが使えなくなるので金融機関の職員に取りに行かせる」などといった電話がありました。

女性は、電話で暗証番号を伝え自宅に来た若い男にキャッシュカードを渡し、その後、ATMから現金50万円を引き出されたということです。

県内では2024年8月から同様の手口の特殊詐欺が相次いでいて被害額は530万円にものぼります。

県警では「役場職員や銀行員がキャッシュカードを預かることは絶対になく怪しい電話は詐欺を疑い、必ず家族や警察などに相談してほしい」と呼びかけています。