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国が南西諸島での自衛隊強化を進める過程や住民の対立・葛藤などを描いたQAB制作のドキュメンタリーが2024年の日本民間放送連盟賞の「テレビ報道番組」部門で優秀賞に選ばれました。
優秀賞に選ばれたのは、QABが制作し2024年5月に放送した「誰のために島を守る~自衛隊配備その先に~」です。
全国の民放207社が加盟する日本民間放送連盟の連盟賞九州沖縄地区審査でトップとなり全国審査に進んでいました。「誰のために島を守る」は2016年から8年にわたって積み重ねた取材をまとめたもので、国が南西諸島で自衛隊の強化を進める「南西シフト」やうるま市の訓練場整備問題など地域住民と自衛隊との関係性に焦点をあてています。
審査員からは、「自衛隊配備増強に賛成であれ反対であれいかに住民を苦しめているかが良く伝わる。国境の島々が抱える問題を沖縄県以外の人たちにも強く認識させる」と評価されました。
11月6日の「民間放送全国大会」で表彰されます。