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県は、アメリカ軍基地などの周辺で発生する航空機騒音の軽減措置を求めるため、2024年9月18日、国や軍などに要請を行いました。
2023年度、県が実施した航空機騒音の調査では、嘉手納基地周辺の19の測定局のうち9つの局で環境基本法に基づく航空機騒音にかかる環境基準値を上回る騒音が測定され、また、嘉手納基地、普天間基地ともに夜間早朝の航空機騒音発生回数が増加しています。
この状況などを受け県は、2024年9月18日国やアメリカ軍に対し航空機騒音の軽減措置を求める要請を行いこのうち沖縄防衛局では照屋副知事が伊藤晋哉局長に要請書を手渡しました。
そのなかで、実効性のある航空機騒音軽減策をとることや日米合同委員会で合意された航空機騒音規制措置などの厳格な運用をアメリカ側に呼びかけることなどを求めました。
これに対し伊藤局長は、「周辺住民には、深刻な問題であり重要な課題だと認識している」としてアメリカ側に騒音などの軽減をはかるよう協力を依頼すると述べました。