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台風13号は、この時間に大東島地方に最も近づいていて、14日夕方から夜のはじめごろにかけては沖縄本島地方にも接近する見込みです。

沖縄気象台によりますと午前10時現在、南大東島の北およそ80キロにあって、中心の気圧は985ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで1時間におよそ30キロの速さで北西へ進んでいます。

このあと台風は発達しながら北西へ進み、夕方から夜のはじめ頃にかけて、風速25メートル以上の暴風域を伴って沖縄本島地方に最も接近する見込みです。

この台風による影響で海や空の便に影響が出ています。海の便は那覇と鹿児島を結ぶフェリーや久米島、渡嘉敷島を結ぶフェリーなどが終日欠航となりました。

女性観光客は「きょうは座間味島に向かおうと思っていたんですけど(フェリーに)乗れなかった」「まだ迷っているんですけど、本島で遊ぼうかなと思っています」とコメントしました。男性観光客は「台風はしょうがない。それも覚悟して来たんですけど、こんなに影響があるとは思わなかったです。今からプランを練り直します」とコメントしました。

一方、空の便は那覇と奄美大島・大東島などを結ぶ合わせて10便の欠航が決まっています。航空各社は、ウェブサイトで最新の情報を確認してほしいと呼びかけています。

沖縄気象台は暴風やうねりを伴った高波に警戒するとともに、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するよう呼びかけています。