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アメリカを訪問中の玉城知事は現地時間2024年9月10日、アメリカの連邦議会議員や補佐官ら5人と面談し、辺野古新基地建設や基地周辺の有機フッ素化合物・PFASの問題などを訴えました。
玉城知事のアメリカ訪問3日目となった現地時間の2024年9月10日は、民主党と共和党それぞれの議員や補佐官計5人と面談しました。
このうち、オスプレイの安全性の情報公開をオースティン国防長官に書簡で求めている、共和党のグロスマン下院議員との面談では、県が普天間基地のオスプレイが3月に運用再開されている状況などを説明しました。
グロスマン議員からは、国防総省にオスプレイの性能やパイロットの訓練の問題などの報告書を求めていると県に話しがあったということです。
共和党のサリバン上院議員の補佐官との面談では、辺野古新基地建設問題について説明し、補佐官から「同盟関係の安定的な維持の障害になる状況が発生しているのであれば問題を注視する必要がある」とコメントがありました。
玉城知事は面談終了後に取材に応じ、辺野古新基地建設などを連邦議員に訴える意義を強調しました。
玉城知事は「(辺野古新基地の)どこが問題点なのかと考えると、あくまでこれは共和党・民主党と思想的なものではなく、追及しなければならないことは追及する責任があるという認識が共通できた」と述べました。
2024年9月10日は、民主党の議員グループのほか、民主・共和両党の議員補佐官に対するブリーフィングなども行い、沖縄の基地負担などについて説明しました。