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敬老の日を前に那覇市のギャラリーでは70歳を超えたカメラマンのグループが写真展を開いています。遠くを見つめる動物の目に浮かぶのは涙でしょうか。こちらは、囃子が聞こえてきそうな祭りの様子です。

これらの写真は高齢者の生きがいづくりを目的に設立した、かりゆし長寿大学のOBらで作る「フォトクラブかりゆし」の作品です。

9年前に結成したクラブは70歳超えのメンバー14人で写真展には日常生活や撮影会などで撮影した「物語にこだわった」30点が展示されています。鋭い目でにらみ合う闘牛は牛全体やクローズアップした顔で緊張感や迫力を表現し大切な子どもを慎重に渡す「幸せのかたち」と題した1枚はほのぼのとした空気が伝わります。

フォトクラブかりゆし我喜屋功さんは「生活に密着した写真でもこのように絵になるんだよということを伝えたい」と話していました。

写真展は15日・日曜日まで那覇市民ギャラリーで開かれています。