初めて沖縄で行われたメジャー大会の「ソニー日本女子プロ選手権」。決勝ラウンドの戦いと県勢の結果をお伝えします。
予選ラウンドは、竹田麗央(りお)が13アンダーで単独トップ。県勢からは、宮里美香(みやざと・みか)、新垣比菜(あらかき・ひな)、荒川怜郁(あらかわ・れいか)の3人が決勝ラウンドに進みました。
大会3日目、県勢トップの2アンダー・40位タイでスタートした新垣は、10番11番で好調なスタートを切ると14番のショートコースでもバーディーとスコアを伸ばしますが、後半に崩れてこの日を1オーバー、トータル1アンダー53位タイとします。
同じく53位タイでスタートした荒川も、10番、12番、18番をバーディーとしますが、後半スコアが崩れ、この日3オーバーのトータル1オーバーと大きく順位を落としてしまいます。
1アンダーでスタートした宮里は、バーディーとボギーを繰り返し我慢のゴルフ。この日をイーブンの1アンダーで終えました。
トップの竹田はこの日もスコアを伸ばし2位に3打差で16アンダー。首位を譲らず最終日を迎えます。
大会最終日、新垣はスタートの10番と18番でバーディーを取りますが、後半波に乗れず最後9番をバーディーで締めますが、この日2オーバー、トータル1オーバー57位で終わりました。
宮里も2オーバー、トータル1オーバーと振るいませんでした。
荒川は、12番セカンドショットで、大きく右にそらしますが、その後のアプローチでミスを取り返しバーディー。18番でバンカーショットで見事なアプローチを決め、これもバーディー。ギャラリーを楽しませますが、結果はトータル3オーバーで終わりました。
沖縄で初めて行われたメジャー大会の最終ホール。山下美夢有がバーディーで首位に1打差まで追い詰めるも、竹田は最終ホールをパーで締めメジャー初制覇。
今大会で日本人初の初日から首位を守り続ける完全優勝となり、賞金ランキングでもトップに立ちました。
地元初のメジャー大会を戦った県勢選手たちの活躍や優勝争いなどトップレベルの女子ゴルファーたちのプレーに沖縄のギャラリーが大いに沸いた4日間となりました。