全国大会・ウインターカップの出場権をかけた、高校バスケの県予選がおととい開幕しました。きのうはシード校が登場。3年生が活躍し、下級生が支えました。
全国大会、ウインターカップ出場をかけた県予選がおととい開幕し、男子は54チーム、女子は42チームが県代表をかけて争います。きのうはシード校が登場しました。
女子・西原は、一昨年まで大会5連覇。昨年は石川に敗れベスト4。王座奪還に燃えています。2回戦を勝利し、迎えた浦添との3回戦。夏大会後、多くの3年生が引退を選んだ中で、チームに残った3年生キャプテンの砂川佳奈がチームに勢いをつけます。
その姿に今後チームを引っ張る2年生も応えます。2年生3人の4連続3ポイントなどで得点を重ね、82対34で西原が勝利し、準々決勝進出。2年ぶりのウインターカップ出場へ準々決勝進出です。
西原 砂川佳奈主将「チームの目標は優勝なので、まずインターハイ予選で負けた小禄高校を倒してアリーナで最高のプレーをしたい」
今年、インターハイ県予選準優勝男子・沖縄水産は2回戦を勝利し、迎えた那覇高校との3回戦。第1Q5分間、相手に得点を与えずリードを奪い、最後は唯一の3年生、大神 幸士のブザービーターで第1Qを終えます。
沖縄水産 大神幸士選手「最上級生としてチームを引っ張っていかないといけない。自分が得点源にならないとチームはついてこないと思うので、そこを意識して試合に臨みました」
反撃したい那覇はこちらも唯一の3年生、城間盛龍を皮切りに果敢なプレーで執念を見せます。
那覇 城間盛龍選手「最後の大会なので、悔いが残らないようなプレーができるように心がけて動きました」
反撃を見せる那覇でしたが、沖縄水産の勢い止まらず、115対65で沖縄水産が準々決勝進出を決めました。
沖縄水産 高吉伊吹希主将「信念を持って優勝目指して、3年生1人残ってくれたことに恩返しできるように2年生が中心となって頑張りたいと思う」