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9月9日は「救急の日」です。地域の救急医療の確保や対策の推進に貢献した個人や団体を対象に県が表彰しました。

「救急医療関係功労者知事表彰」は、長年にわたって救急医療の提供確保に貢献した団体と個人に贈られるものです。表彰式は、救急医療関係者の意識を高め県民への理解と認識を深める目的で、毎年9月9日の「救急の日」に合わせて行われています。

2024年度は、急速な人口急増と高齢化に伴う救急需要の増加に対応し、「地域救急の要」として貢献した島尻消防組合消防本部の救急隊と、消防隊員や救急隊の技術向上のための指導育成などに貢献したうるま市消防本部の又吉充消防司令長に賞状が手渡されました。

うるま市消防本部・又吉充消防司令長は「救急需要の対策というところでどういった取り組みが出来ていくか、救急隊の労務管理を含め適正利用の指導を力を入れていきたいと考えております」と話しました。

保健医療介護部の糸数公部長は、「今後とも県の救急医療提供体制の確保と充実を図るためにさらなる支援をお願いします」と述べました。

県では、2024年9月1日から救急車を呼ぶべきか迷った時に医師や看護師からアドバイスを受けられる電話相談「#7119」を開始していて、県民に活用を呼びかけています。