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はるか江戸時代、将軍謁見に向かう途中、現在の静岡県で急死した琉球王国の摂政・具志頭王子の法要が6日、静岡市の寺で営まれました。

清水区にある清見寺で営まれた具志頭王子の法要には、静岡市の難波喬司市長や那覇商工会議所の金城克也会頭らが参列しました。

第二尚氏、尚寧王の弟で琉球王国の摂政を務めた具志頭王子は1610年、将軍謁見に向かう途中、駿府の地で病に倒れて亡くなり、徳川家康の指示で清見寺に埋葬されました。

法要は地元の人を中心に行われていて、2020年からは、清水区にある大手食品加工メーカーのはごろもフーズが執り行っています。

法要の後には琉球舞踊が奉納され、参列した人たちは400年以上の時を経て今に続く沖縄と静岡の繋がりの深さを感じていました。