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6月、女性に性的暴行を加えけがをさせたとしてアメリカ海兵隊員の男が書類送検されたことを受け玉城知事は、「断じて許すことはできない」と強い憤りを表しました。

玉城知事は、9月6日の定例会見の中でアメリカ海兵隊員の男が女性に性的暴行を加えけがをさせたとして書類送検されたことを受け次のように述べました。

玉城知事は「米軍兵士によるこのような非情な非人間的で卑劣な犯罪は女性の人権や尊厳をないがしろにする重大かつ悪質なものであり、断じて許すことができず強い憤りを禁じえません」と述べました。

県内では、2024年6月にアメリカ兵などによる暴行が相次いで発覚した際、国や警察などが、プライバシー保護を理由に公表していなかったことを受け情報共有体制を見直してから初めてのケースとなりました。

玉城知事は、日米両政府に事件の再発防止を求めることが重要であるとして「事件発生後、速やかに情報提供するよう県警に求めたい」としました。また知事は、2024年9月8日から訪米することになっていてアメリカ政府や連邦議会議員などに対してもこの問題を訴えるとしています。

一方、男が所属する第三海兵遠征軍は、QABの取材に対して「捜査については、全面的に協力している。今回の事態を真摯に受け止め地域社会全体の安全と治安を強化するため、パトロールと車両検問を引き続き実施する」と回答しました。