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3か月連続の実施に抗議です。嘉手納町議会は嘉手納基地でのパラシュート降下訓練が常態化し憤りを禁じ得ないと抗議決議を全会一致で可決しました。

嘉手納町議会當山均基地対策委員長は「町民の生命・財産・安全及び平穏な生活を守る立場から例外的措置を盾に常態化する嘉手納基地での米軍パラシュート降下訓練に対し厳重に抗議する」と述べました。

県や自治体が「嘉手納基地周辺の住居地に極めて近接している」として繰り返し中止を求める中アメリカ軍はパラシュート降下訓練を3か月連続で実施しています。

嘉手納町議会は長年にわたり過重な基地負担を強いられている状況の、この訓練の常態化は日米で合意された「嘉手納基地での負担軽減に逆行している」として訓練の全面禁止と県外・国外での実施などを求めた抗議決議を全会一致で可決しました。

パラシュート降下訓練は日米両政府の合意で伊江島補助飛行場で行うことになっていますがアメリカ軍は、滑走路の不具合などを理由に「例外」を強調して2023年12月から断続的に行っています。

嘉手納町議会は意見書と抗議決議をアメリカ軍や国、県などに送るとしています。