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機体は、アメリカ本土の基地の所属で、外来機とみられます。アメリカ空軍は9月3日午後、嘉手納基地でパラシュート降下訓練を行い、3か月連続の実施となりました。
塚崎昇平記者は「午後1時です。いまアメリカ空軍の輸送機から隊員が飛び出しました。パラシュートを開き、嘉手納基地の滑走路付近にゆっくりと降りていきます」と伝えました。
日本とアメリカの合意でパラシュート降下訓練は、伊江島補助飛行場で行うことになっていますが、アメリカ軍は、伊江島の滑走路状態を理由に、断続的に嘉手納基地で降下訓練を行ってきました。
3か月連続での実施となった9月3日午後の訓練では、空軍の輸送機から兵士10人余りが2回に分けてパラシュートで降下し、基地の中に着地しました。訓練に参加した輸送機は、フロリダ州の基地所属とみられています。
QABは、空軍に外来機が訓練を行った経緯を質問しましたが、9月3日午後4時までに回答はありませんでした。
訓練の実施で、基地に隣接する嘉手納町・沖縄市・北谷町の三連協はコメントを出し「なし崩し的な運用による基地負担の増加を非常に危惧する」として、訓練を行わないように改めて求めました。