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2024年春、琉球大学医学部に地域枠で入学した県出身の学生たちが、9月2日、県庁を訪れ、地域医療を担うための決意を語りました。
琉球大学の地域枠は、本島北部や離島の地域医療の担い手を育成しようと2009年度から始まった制度で、この枠で入学した学生は県から奨学金を貸与され、卒業後、県が指定する離島などの医療機関で一定期間、医師として務めます。
2024年4月に入学した学生たちが、9月2日、池田副知事を訪ね、地域医療の担い手としての抱負を語りました。
琉球大学医学部1年・栁井大雅さんは「医療資源が限られている離島や北部で十分な医療が提供できるよう、お互いに協力し誰よりも学び誰よりも経験し、地域住民、地域社会から信頼される医師として大きく成長したいと思っております」と話しました。
池田副知事は、「将来の地域医療を見据えながら学生生活でさまざまな経験を積んで下さい」とエールを送りました。
現在、地域枠の1期生が卒業後、10年目の医師となっていて、県が指定する離島や北部地域の医療機関への派遣も年々増え、2024年度は、28人となっています。