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警察は注意を呼びかけています。8月27日、本島中南部で、市町村の職員や銀行員を名乗り保険料の過払い金を振り込むと嘘をつきキャッシュカードをだまし取ったうえ、金を引き出される詐欺事件が3件連続で発生しました。

警察によりますと、8月27日、本島中南部で80代の女性3人が同じ手口で詐欺被害にあいました。3件とも、被害者の自宅に電話をかけてきた市役所の職員を名乗る男が「保険料の過払いがあり、返金するので口座を教えてほしい、きょう中に手続きしないといけない」という内容を語りました。

話を信じた被害者が対応すると今度は、銀行員を名乗る20代くらいの男が自宅を訪ね、暗証番号を聞き出したうえで被害者がキャッシュカードを渡した結果、口座から金を引き出されたということです。

被害額は、140万円にのぼり、警察は、今後も同様の手口の詐欺事件が発生する可能性があるとして、「市役所の職員が保険料の過払い金の返金を電話連絡することはない。そのような電話があったら詐欺を疑い家族や警察に相談してください」と注意を呼びかけています。