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県立南部医療センター・こども医療センターが誤っておよそ1300人分のクレジットカード情報を含む4300人あまりの個人情報を記した書類を廃棄していたことがわかり、県は2024年8月27日、会見で謝罪しました。

本竹秀光病院事業局長「県立病院に対する信頼を損ねたことに深くお詫び申し上げます」「誠に申し訳ございませんでした」

県によりますと、誤って破棄したのは県立南部医療センター・こども医療センターで2024年7月2日から7月22日の間に支払いをした人の個人情報4334人分を記した書類です。個人情報には1370人分のカード会社や名義も含まれているということです。

2024年7月末に、会計を委託している業者の職員が書類を使用した後、ゴミ箱の上に仮置きしたところ、清掃業者が廃棄物と思い込み、焼却処分したということです。

県は、関連書類の保管の徹底を再発防止策として挙げたほか、今回の事案を装った再入金や還付金などの詐欺に注意を呼びかけました。

また、南風原町の県立精和病院でも2024年7月29日、看護師が患者数人の名前などを記したデータを保存したUSBメモリを紛失したことを明らかにしています。