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多くの人が集まるイベント会場で、無差別殺傷事件が発生したことを想定した対応訓練が、20日、今帰仁村で行われました。
男が「近づくな」と叫び警察が「刃物を捨てろ」と強く言います。
今帰仁村の総合運動公園内で行われた訓練には、本部署の警察官や消防、村役場職員などおよそ30人が参加しました。訓練は、「今帰仁まつり」の会場内にトラックで侵入した男が刃物を振り回しながら来場者らに襲いかかり多数のけが人が出ている想定で行われました。
村の職員から通報を受けた警察官4人がかけつけ、刃物を持った男を盾や刺股で制圧して逮捕しました。
本部警察署・玉寄剛宏署長は「大事なことは今回の訓練を通して得られたさまざまな問題点や課題を1つ1つ検証し、改善を行い内容を関係機関と共有をしていざという時に確実、的確に対処することです」と講評を述べました。
本部警察署は、今後も関係機関と連携を密にとり犯罪の未然防止に万全を期したいとしています。