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2024年8月、着任した新しい在沖アメリカ総領事が玉城知事と面談し、そのなかでアメリカ兵による性暴行事件の情報が県と共有されていなかったことについて「深刻に受け止めている」と述べました。

2024年8月、着任したアンドリュー・オウ在沖アメリカ総領事は、着任の挨拶のため2024年8月21日、県庁を訪れ玉城知事と面談しました。

オウ総領事は、在日アメリカ大使館で政治を担当していた際、当時、国会議員だった玉城知事と面識があり「沖縄に来ることができうれしい」と話しました。

玉城知事は「米軍基地の過重な負担が続いているための問題も度々引き起こされていることは現実的にみて厳しい状況にあると言わざるを得ない」と述べました。

玉城知事は、こう述べたほか県内で発覚したアメリカ兵などによる性的暴行事件について情報が共有されていなかったことに触れ、「十分なコミュニケーションが日常から保たれていなくてはいけない」との考えを示しました。

オウ総領事は「知事が述べたことは非常に深刻に受け止めていて、アメリカ政府としても対応していきたい」と述べました。