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速報 辺野古くい打ち 本格的着手

辺野古新基地建設で、大浦湾側の軟弱地盤を固める工事を巡って、沖縄防衛局は2024年8月20日午後、くい打ちの工事を始めました。

防衛局は大浦湾側に7万本のくいを打ち込んで、地盤を固める工事を計画していて、2024年6月、県に対して、2024年8月以降に着手する方針を伝えていました。大浦湾では2024年8月20日午後1時半ごろ、作業船から金属製のくいを海中に沈める様子が見られ本格的な工事が始まりました。今回のくい打ちは、埋め立て区域の周りを囲うコンクリート製の護岸を作るためのものとみられています。

玉城知事はきょう午前、「協議が整うまでは工事は行うべきではないというのが、県の一貫した考え方」と記者団の取材にこのように述べ、県がこれまで求めていた環境保全などの協議が整うまで工事に着手しないよう防衛局に求めました。