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沖縄の伝統工芸「紅型」の振興や担い手づくりを支援しようと琉球銀行が主催するデザインコンテストの表彰式が行われました。

「りゅうぎん紅型デザインコンテスト」は1992年から琉球銀行が毎年行っているものです。2024年は、県内外から45点の出品があり大賞に、会社員の平良紗矢野さんの作品「出発」が選ばれました。

作品は、飛行機から眼下に広がる街並みやコバルトブルーの海の広がり、魚やサンゴがデザインされ旅の始まりの様子がデザインされています。

平良紗矢野さんは「先人の方たちが築いた伝統の技を学びなおす中で沖縄の自然や文化・風土を再発見するきっかけにもなっています」「これからも温故知新の心を大切にして精進していきたいと思います」と話していました。

また、20歳以下を対象とした「未来枠」ではウミガメが月を見てあすやその先の未来を思い描く首里高校の福山遥深さんの「月を想ふ」が優秀賞に選ばれました。

今回の受賞作品や応募作品などを紹介する「りゅうぎん紅型デザイン展」は25日まで那覇市の県立博物館・美術館で開かれています。