※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

辺野古新基地建設で、大浦湾側の軟弱地盤を固める工事を巡って、沖縄防衛局は21日午後にも、くい打ちの工事に着手する見通しです。

防衛局は大浦湾側に7万本のくいを打ち込んで、地盤を固める工事作業を計画していて、2024年6月、県に対して、8月以降に着手する方針を伝えていました。

防衛局は8月1日にも着手する見通しでしたが、台風の影響で作業船を退避させたことなどから延期していました。今回のくい打ちは、埋め立て区域の周りを囲うコンクリート製の護岸を作るためのものとみられています。

玉城知事は21日午前「協議が整うまでは工事は行うべきではないというのが、県の一貫した考え方」と、記者団の取材にこのように述べ、県がこれまで求めていた環境保全などの協議が整うまで工事に着手しないよう防衛局に求めました。