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県内の書店や出版社などがゲキ推しする県産本、「この『沖縄本』がスゴい!」が14日、発表され、沖縄の星空の魅力を伝える本が選ばれました。
「この『沖縄本』がスゴい!」は、県内の書店や出版関係者が出版年度を問わず県内で発行された書籍の中からいちおしの本を選ぶものです。
6回目の2024年は、沖縄ならではの星の話が綴られた石垣島天文台で所長を務めた宮地竹史さんの著書「四季の星空ガイド沖縄の美ら星」が選ばれました。
本には四季の折々に見られる星がオールカラーの写真で掲載されているほか、八重山で大切に受け継がれてきた星にまつわる歌や民話などが紹介され南の島に残る豊かな星文化に触れることができます。
著者・宮地竹史さんは「おじいちゃんおばあちゃんが忘れていた星の話がこの本の中にあるということなので、おじいちゃんおばあちゃんにはですね、この本を読んでいただいて、子どものころ聞いた話を思い出してもらいたいし」や「沖縄の星の文化のすばらしさ、外国の星のお話を聞くんじゃなくて沖縄のお話で星を学びましょうという風になっていくといいんじゃないかと思っています」と話していました。
沖縄の星空を楽しむためのガイドブック、「四季の星空ガイド沖縄の美ら星」は、9月13日まで県内44の参加書店の特設コーナーに並びます。