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旧盆を前に国立沖縄戦没者墓苑では、供養祭が行われ、遺族や関係者が平和への祈りを捧げました。

供養祭は、旧盆前の時期に合わせて県平和祈念財団が毎年、開催しているものです。遺族や県の代表者など30人あまりが参列し、琉球フィルハーモニックが演奏による奉納を行い18万あまりの柱が眠る納骨堂に手をあわせました。

県平和祈念財団の金城克也代表は、「79年前の多くの犠牲を忘れることなく、戦争の悲惨さを次世代にしっかり語り継ぎ、世界の恒久平和の創造になお一層努めていく必要がある」と語りました。

県遺族連合会・我部政寿会長は「戦争を風化させない、語り部をしながら次世代にも継いでいってこれを忘れることなく、訴えていきたいと思います」と話しました。

参列者は、戦争を二度と繰り返さないと平和への思いを新たにしていました。