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相次いで発覚した米兵による性的暴行事件などに抗議する県民集会が宜野湾市で開かれました。

宜野湾市の海浜公園内の施設で開かれた集会は、オール沖縄会議と普天間・嘉手納の爆音訴訟団の3団体の主催で、会場には主催者発表でおよそ2500人が参加しました。

今月13日で沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落事故から20年となることを受け、オスプレイ飛行停止と普天間飛行場の閉鎖と返還を求めることや、アメリカ兵による少女誘拐暴行事件などが相次いで発覚したものの、政府から県に通報がなかったことに抗議の声があがりました。

集会でオール沖縄会議の稲嶺進共同代表は「国はアメリカ兵の事件についてプライバシー保護で公表をしないと言っているが後出しの後述である」と述べた上で「原因と責任は日本政府にある県民は力を合わせて乗り越えていこう」と訴えました。

参加者「ひとりでも多く参加してみんなで沖縄の気持ちを世界に広げていかなければいけないと感じて、きょうここに来ました」

会場では、参加者がプラカードを掲げるなどして抗議の意思を示していました。