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性犯罪の撲滅を訴え続ける女性が去年12月にアメリカ空軍の男が少女に暴行した事件を受けて会見し、「被害者は悪くない」と訴えました。

会見したキャサリン・フィッシャーさんは、22年前に神奈川県でアメリカ兵から暴行を受けました。その後性犯罪の撲滅を訴える活動や被害者支援を継続して行っています。

フィッシャーさんは、去年12月に県内で少女がアメリカ兵に暴行された事件について、戦後からアメリカ兵による性犯罪が続き状況は何も変わっていないと話し、「被害者は悪くない」と訴えました。

政府がプライバシー保護を理由に県に情報提供をしていなかったことについては、被害者を守るためにも隠すことはありえないと批判。アメリカ兵による犯罪をなくすために日米地位協定16条の「軍関係者は日本の法令を尊重する」という部分を「順守」に改正するべきだと指摘しました。

キャサリン・フィッシャーさん「アメリカとかオーストラリアとかいろんな国はちゃんと未成年のことを守っている。日本の政府もちゃんとそういうことをしてほしい」

フィッシャーさんはあすの県民集会でスピーチするほか、県男女共同参画センターで講演会も行うということです。