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8日夕方に発生した宮崎県の日向灘を震源とする地震。気象庁は南海トラフ巨大地震が起きる可能性が高まっているとして、沖縄を含む広い範囲に初の臨時情報を出しています。
気象庁が発表した「南海トラフ地震・臨時情報」は、関東から沖縄までの29都府県に対し今後1週間程度大地震への注意や備えを呼びかけるものです。
県内では名護市や糸満市など16の市町村が南海トラフ地震が発生した場合、津波による被害が見込まれる地域とされています。
沖縄気象台によりますとマグニチュード9の地震が発生し震源地が沖縄に近ければ、約1時間弱で本島北部に3メートルを超える津波が到達する予想です。
1週間程度の水や食料を準備し家族で避難場所を確認しておくなど、防災への意識を高めてほしいと呼びかけています。
琉球大学中村衛教授「沖縄で津波が起こる場合には10分・20分で来る、高台まで車で行く時間はない」「車を使った避難が多かったが」「4月の津波警報の際に課題があったと思うのでその課題をどう解決したかそれが大事」
必要以上に恐れることなく日ごろの備えを確認しましょう。