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2024年8月16日からの旧盆を前に那覇市では、この時期、需要が高まるバナナやパインなどの果物が出荷のピークを迎えています。

毎年、旧盆にあわせてお供え用の果物を海外から輸入している那覇青果物卸商事業協同組合では、2024年も、出荷前のオレンジやバナナなどを仕分ける作業が始まっています。

商品を積んだコンテナをフォークリフトで保管冷蔵庫に移動させたり入荷したオレンジを傷がないか1つ1つチェックし袋詰めにする作業を行っていました。

お供え物といえば、バナナやパイナップルですが、2024年は、産地であるフィリピンで暑さが厳しくパイナップルが日焼けをしたため、量が2023年より31トン少なくなっていますがバナナは、ほぼ例年どおりで1トンの増加だということです。

このほか、オレンジやキウイなどご先祖様が喜んでくれそうな果物も安定して入荷ができたということです。そして、8月9日から県内各地の量販店などに出荷が始まったということです。

那覇青果物卸商事業協同組合・長松九一郎統括事業部長は「旧盆につきましては沖縄県では一番の大きな行事になります。親戚それから親、兄弟が久しぶりに集まって顔を見合わせて仏壇の前でおいしい果物を前にしてよいお盆を迎えてほしいと思います」と話しました。

組合から出荷した青果は、2024年8月12日ごろ本格的に店頭に並ぶということです。