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嘉手納基地から派生する騒音の実態や軍用機の飛行経路を確認するための目視調査が、7日、嘉手納町などで行われました。
目視調査は、嘉手納基地周辺の自治体でつくる三連協が実施しているもので嘉手納町、沖縄市、北谷町の3ヵ所で行われました。
7日朝の嘉手納基地では軍用機の離陸が相次ぎこのうち「道の駅かでな」では、午前9時10分にF16戦闘機4機の離陸で96.3デシベルの騒音を計測。その5分後には、F22戦闘機が飛び立ち7日で最大の103.2デシベルの騒音が計測されました。
嘉手納町の當山町長は「ローテーション配備に伴う高レベルの騒音が発生をしたり、あるいは無人機の新たな配備もありますし、パラシュート降下訓練の連続的な実施もあります。住民の負担の軽減を求めていくというのが基本ですから引き続き状況見ながら、そうした取り組みをしていく必要があると思っています」と話していました。
今回の目視調査では、午後5時現在で、少なくとも128回の軍用機の離着陸があり、基地の外での旋回も数回確認されたということです。