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きのうは世界同時株安、そしてきょうは一転して上昇から始まるという動きを見せている株価についてです。きょうの終値は過去最大の上げ幅となりました。

株を持っている持っていないに関わらず経済に大きく影響してしまうのでこちらから取り上げます。今回の株価の動きが県経済に与える影響についてりゅうぎん総合研究所常務取締役武田智夫さんに伺いました。

まず日経平均株価の大幅な下落と急激な円高はかなりのインパクトがあった。県内の上場企業は6社であり輸出企業も少ない事から県経済に与える直接的な影響は限定的だという事です。

ただ、懸念されるマイナス影響はこちらの2つ。株の値下がりによる県内への投資の鈍化と円高による県内への観光客減少です。

一方プラスの面を見ていきますと円高による物価の押し下げ要因、個人消費の活発化、武田常務は「マーケットの動きに一喜一憂することなく当面は落ち着いて動向を見守る必要がある」と話しています。

株価の下落や円高はプラスとマイナス面の両方があるという事ですね。