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保健・医療・福祉の分野で真摯に活動している人に贈られる「若月賞」に沖縄出身の作家でハンセン病回復者の伊波敏男さんが選ばれました。
「若月賞」は長年、地域医療の実践や研究などで、日本全国に影響を与えた長野県にある佐久総合病院の故・若月俊一名誉総長の業績を記念して設立されました。
伊波敏男さんの受賞は、ハンセン病の正しい理解を求める活動やハンセン病国家賠償訴訟の賠償金をもとに基金を設立し、地域医療を志すフィリピンの学生らに継続的な支援を行っているほか、沖縄の状況を発信し続けていることなどが評価されました。
「若月賞」を受賞した伊波敏男さんは「平和と人権問題が起こされる時、私は意義ありのレッドカードを掲げて私が成すべき努めを果たしたいと思います」と話していました。
伊波さんは、今後もふるさと沖縄で起こっていることやハンセン病問題などを正しく理解して貰えるよう発信し続けたいと話していました。