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夏の甲子園 興南初戦の相手・大阪桐蔭高校

いよいよあさって開幕する夏の甲子園。きのうの組み合わせ抽選会で興南の初戦の相手は、大阪府代表の大阪桐蔭に決まりました。今年の大阪桐蔭はどんなチームなのか?興南の意気込みとともにお伝えします。

きのうの組み合わせ抽選会で大会2日目の第1試合で対戦することが決まった興南と大阪桐蔭。過去に春夏連覇している学校同士のカードとなりました。興南は2年ぶり14回目の出場、大阪桐蔭は2年ぶり13回目の出場です。

大阪桐蔭 徳丸 快晴 副主将「粘り強く力もついてきていると思うので最後の夏の大会に全員で力を出し切って優勝目指してやっていきたいと思う。」

言わずと知れた強豪校・大阪桐蔭は、大阪大会準決勝でライバル・履正社を相手にコールド勝ち、決勝では東海大大阪仰星を破っています。大阪大会7試合で55得点と打って勝ち上がりチーム打率は.384と興南を上回ります。

夏の甲子園 興南初戦の相手・大阪桐蔭高校

守る興南は最速149kmを誇るエース左腕の田崎颯士。大阪桐蔭打線は左打者が多いことからも田崎を中心とした投手陣がいかに相手打線を抑えられるかが鍵となりそうです。

興南 石川 駿介 主将「とても強いチームだと思うので勢いに飲まれずに自分たちの野球をすることができればなと思う。」「一人ひとりが試合の中での役割を全うしているチームだと思っている。」「一戦必勝で戦っていければと思う。」

春の大会以降、守りも徹底的に鍛えてきた大阪桐蔭は大阪大会7試合の失策はわずか1。さらに投手陣の層も厚く守備からリズムを作り大阪大会を勝ち上がってきました。

対する興南は、沖縄大会で打率4割を超える1年生・山川 宗紘や長打力もある3年生・仲田 陽などを中心に、磨いてきた切れ目のない打線を発揮できれば得点の期待値が上がってきそうです。

夏の甲子園 興南初戦の相手・大阪桐蔭高校

春夏連覇の偉業を果たした学校同士の一戦。甲子園で勝つためのチーム作りに励んできた興南。郷土の誇りを胸にまずは甲子園での1勝を掴みにいきます。

興南の初戦の相手は大阪桐蔭となりました。これまでの沖縄県勢と大阪府勢の戦績を見ると夏の大会は1991年・第73回大会の決勝で沖縄水産と大阪桐蔭が対戦して以来となります。

強豪「大阪桐蔭」相手の初戦ですが初戦は何が起こるか分かりません。興南の我喜屋監督は「堅い守りから一瞬の隙で相手を崩すのが興南」だと話しています。興南の初戦は大会2日目、8日(木)午前8時プレーボールの予定です。