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那覇や糸満に並ぶ沖縄三大綱引きの一つ「与那原大綱曳」が8月4日開かれ、会場は、多くの人の熱気に包まれました。

8月4日、与那原町の御殿山青少年広場で行われた「与那原大綱曳」は、五穀豊穣と無病息災を願いおよそ450年の歴史を持ち、那覇・糸満と並ぶ沖縄三大大綱引きの1つです。

本番前には、支度が網の上に乗り東と西の担ぎ手およそ400人が、全長90メートル重さおよそ5トンの綱を会場まで運びます。そして、網を繋げるカナチ棒を差し込んだ瞬間、綱引きが始まります。結果は3分11秒で西が、2023年の雪辱を果たしました。

参加者は「勝てて何よりですい一番良かったです」と話しました。孫と参加した人は「一生懸命引っ張っていたので時間が分かりません。(孫の)将来、音楽とかかかったら(綱引きの)気持ちを高揚して欲しいですね」と話しました。

与那原町観光大使の喜舎場泉さんは「負けましたけど頑張りました。去年も勝ったから今年持って絶対って思ったんですけど負けちゃいました、どっちも良かったですあーでも残念だな」と話しました。

勝った西の旗頭や前舞と呼ばれる女性たちがカチャーシーで祝い網武士が、優勝カップに入ったお酒を酌み交わすなど会場は、多くの人の熱気に包まれていました。