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子どもたちにお天気について関心を持ってもらおうと沖縄気象台が2024年8月5日から3日間、講座を開いています。

「子ども気象学士教室」は、沖縄気象台の職員や気象キャスターによるお天気に関する話題を子どもたちに講義するもので、沖縄気象台が毎年開催しています。

今回は、定員を超えるおよそ30人が集まり、1時間目の講義としてQABでお天気を担当する池宮城サキさんが、台風について説明しました。

池宮城サキ気象予報士は「台風の渦は時計回りですか?反時計回りでしょうか?」と子どもたちに問題を出していました。

池宮城さんは、クイズ形式で台風の渦の向きが反時計回りということや、台風の名前に日本の星座が由来するものがあること。台風は6月から8月にかけて県内に接近しやすく、暴風でモノが飛ばされたり大雨による道路冠水や土砂崩れが起こったりするなどの危険性があるとして事前にハザードマップを確認しておき、避難をするなら台風が来る前に済ませてほしいなどと呼びかけました。

参加者は「台風って危ないなと思いました。できるだけ台風のときは、室内や高い所にいようと思いました」と話しました。

別の参加者は「台風が反時計回りなのは初めて知りました。とにかくいろんなことが学べてそれが楽しかった」と話しました。

この教室は、2024年8月7日までで受講を終了した子どもたちには「子ども気象学士」の認定証が贈られることになっています。