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九州や南西諸島で共同訓練を実施している自衛隊とアメリカ軍は4日与那国駐屯地で司令官が会見を開き、離島での連携強化や中国の脅威認識に関する発言が相次ぎました。

7日までの共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」で、与那国駐屯地にはアメリカ兵およそ110人が展開し、周辺を監視するレーダーも持ち込まれています。

自衛隊は4日与那国駐屯地の一部を報道機関に公開したほか、陸上自衛隊の荒井西部方面総監とアメリカ海兵隊のターナー第3海兵遠征軍司令官の会見を開きました。

荒井総監は島しょ部での自衛隊と海兵隊の連携の必要性を述べたほか、ターナー司令官は「中国はこの地域の現状に挑み続けている」と脅威を強調していました。

一方、軍事配備強化に疑問の声をあげている町民のグループも、4日会見を開き日本と中国の問題について平和的な解決を求める声明を発表しました。