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2023年11月、鹿児島県の屋久島沖でアメリカ空軍のCV22オスプレイが墜落した事故で空軍は、事故調査報告書を公表しましたが、根本の原因は特定できなかったとしました。

この事故は2023年11月、オスプレイが山口県の岩国基地から嘉手納基地に向かっている途中、墜落したものです。

空軍が日本時間の8月2日未明に公表した調査報告書では、機体の変速機が破損し、片側のエンジンの動力がプロペラに伝わらなくなり、バランスを失って墜落したことがわかりました。変速機の内部では、歯車が破損したということですが、破損の根本原因は、特定できなかったということです。

事故後、アメリカ軍と陸上自衛隊はオスプレイの飛行を見合わせていましたが、2024年3月に原因の詳細が明らかにされないまま飛行を再開していました。

記者から「普天間飛行場でのオスプレイの運用について停止や制限など求める考えはあるか」と質問を受けた木原防衛大臣は「(米側に)運用停止・制限を求める考えはない。防衛省としてはオスプレイの安全性に問題はないと考えている」と述べました。

木原防衛大臣は、2024年8月2日の会見でこのように述べ、「地元に十分に説明・配慮し最大限の対策をとる」と強調しました。

玉城知事は、「飛行継続は県民に不安を与えるもので引き続き配備撤回を求める」とコメントを出しました。